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KANITARO COOKIES
おいしくてチャーミング そしてサスティナブル。
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かにたろうクッキーとは?

岐阜・可児市特産の「土垂れ」という品種の里芋を使い、恵那川上屋と協働してクッキーを作りました。

里芋は、可児市内の休耕田を使って里芋栽培に取り組む団体「さといも塾」が、無農薬・有機質肥料で育てています。

親芋など、市場に出回らず、場合によっては捨てられてしまう部分を、そのおいしさを生かすために適温で熱処理し、ペースト状にして練り込みました。

ストーリー

かにたろうのおはなし

雄大な木曽川と、その流れに寄りそう可児川。

二つの川の恵みをうける可児のまちに、

さといもを育てて暮らす

おじいさんとおばあさんがいました。

ふたりの育てる、古くから伝わる品種「土垂れ」は

木曽川の運ぶ栄養ゆたかな黒土のおかげで、

ほどよくねっとりとした口当たりと

もちもちした食感で親しまれていました。

ある秋の、さといも収穫日和のこと。

おじいさんとおばあさんが畑仕事をしていると

太陽の光にひときわ輝く、
大きなさといも葉の下から

おんぎゃあと泣く声が聞こえてきました。

あわてて根元の土を掘り起こしてみると、

まるまるとふくらんださといもの親芋に、

ちょうど、さといもほどの大きさの赤んぼうが

子芋のように連なっているではありませんか。

赤んぼうは自分でも子芋を両手に抱え、

ふたりを見ると泣きやんで、にこにこ笑いました。

ふたりはとてもおどろきましたが、

可児の育んだ土から生まれたことにちなんで

赤んぼうを「かにたろう」と名づけ、

よくかわいがって大事に育てました。

やがて、
すくすくと優しい少年に育ったかにたろうは

たくさん穫れたさといもをまちの人たちと

一緒においしく食べる方法を

いつも考えていました。

ある日、畑に転がっているさといもを見て

「これはいつ収穫するの?」と
かにたろうが尋ねると、

「もったいないが、これは捨ててしまうんだよ」

とおばあさんが言いました。

かにたろうは言いました。

「捨てずに食べる方法を、
ぼくが考えてみてもいい?」

あれこれと試した末、かにたろうのさといもは

さまざまな食べものに使える粉末やペーストになり

料理やお菓子にその姿を変えて評判を呼び、

愛されるようになりました。

可児はいつしか、

おいしいさといものまちとして知れわたりました。

かにたろうは、

いまも新しいさといもの食べ方を空想しながら

可児川のほとりで、

おだやかに暮らしています。

KANIMILIVEって何?

可児市と(株)良品計画で特産品や地域ブランドの開発及び販売、
販路拡大などを目的とした地域商社「一般社団法人カニミライブ」を2024年5月31日に設立しました。

可児市と(株)良品計画は2023年6月に「地域活性化等に関する包括連携協定」を締結し、
2023年11月には「無印良品 ヨシヅヤ可児」の店舗内に可児市立図書館の分館である「カニミライブ図書館」が設置され、
図書館を拠点に地域活性化や子育て支援、健康維持に関する取り組みを進めています。

図書館や無印良品の店舗の活用も含め可児市と良品計画それぞれの枠組みを超えて、
地域の仕事を創出し、地域の事業を活性化することで可児市の課題解決を進め、
市民が主体となった事業の発展と経済的な自立を支援する組織が「一般社団法人カニミライブ」です。

また地域経済の振興だけでなく、
広く地域の魅力を発信し多くの方にその魅力を発見してもらう取り組みも行い、
様々な活動を通じた関係人口の創出や定住促進なども進めるとともに、
一般社団法人として公平・公益・公共性を重視し、
特産品販売などによる収益を地域に還元し、さらなる活性化へつなげてまいります。